12月8日(水) 大館市北地区コミュニティセンターにて「~私たちもできるSDGs~ みつろうラップづくりと脱プラスチック学習会」を開催し、11名が参加しました。
新型コロナウイルスの影響によりしばらく延期しておりましたが、秋田県独自の感染警戒レベルが引き下がったことを受け、開催することができました。
初めに、講師のサスティナブルホーム大館の藤井 志保さんより、プラスチックの危険性や環境・人体に及ぼす影響などをお話ししていただきました。普段使っているプラスチック製のラップやおもちゃなどに含まれるBPAは、内分泌疾患や肥満、糖尿病などの原因となることなどを学びました。また、藤井さんのプラスチックフリー生活をご紹介いただき、ガラス製のタッパーや綿・麻製のスポンジなど、気に入ったものを長く大切に使うことで、生活が心地よく豊かになると教えていただきました。
みつろうラップとは、ミツバチから分泌される蜜ろうを布に染み込ませて作るラップです。みつろうラップは水で洗って何度でも使え、抗菌・防腐作用があるため、食品を新鮮に保つことができます。参加した皆さんからは「作るのが簡単」「家にある布でできるのでいいね」などの感想が寄せられました。
脱プラスチックについて学び、実際にみつろうラップを作ることができ、充実した時間となりました。新型コロナウイルス感染対策を行ったうえで、皆さん楽しく活動することができました。
※BPAとは・・・・・ビスフェノールAの略
ビスフェノールA は化学式 (CH₃)₂C(C₆H₄OH)₂ の有機化合物。白色の固体であり、有機溶媒に溶けるが水には溶けにくい。一般には粉体であり、粉塵爆発を起こすことがあるため扱いに関して注意が必要。環境ホルモン問題のきっかけになった化学物質。
脱プラスチック学習会の様子
みつろうラップづくりの様子
完成したみつろうラップを持って記念撮影