更新日：2019/03/18

3月18日(月)、当生協本部にて、「港北元気カレッジ」第6回健康づくり講座を開講しました。

第２期最後となる第6回目の講座は、秋田県健康福祉部 健康づくり推進課 口腔保健支援センター 副センター長で歯科医師の田所大典様より、「歯と口腔の健康」をテーマにご講演いただきました。

まず冒頭で、秋田県が推進している「私の健康宣言！」で、受講者各自が有言実行するための宣言を書き出しました。健康づくりのために、無理なく続けられる活動目標を設定し、健康に対する意識を持ち続けることを目的としています。

講演で田所様が重点的に述べられたのは、むし歯の主な4つの原因についてで、特に砂糖を口にする時間や頻度が多いほど、むし歯になりやすいことを説いていました。むし歯に関しては、砂糖の量よりも時間や頻度が重要です。「砂糖を口にする時間や機会を減らし、むし歯になるリスクを減らしましょう」とお話がありました。

むし歯予防に、フッ化物の入ったうがい液でうがいをすることが大変効果的であることも紹介されました。2007年からの臨床データでは、このうがい液を使用することで、12歳児の永久歯のむし歯の経験本数が大きく減少し、効果が証明されています。うがい液は歯科医師による処方が必要であり、むし歯予防の定期健診とともに推奨していました。

第6回の講演の後、修了式がおこなわれました。三浦理事長は「第２期の健康づくり講座はいったん修了となりますが、今後も土崎店の測定コーナーに継続して立ち寄っていただき、今後も健康づくりに対する意識を高く持ち続けてください。測定コーナーもますます充実させていく予定です。」と述べられました。