健康づくり講座の開校が2年目を迎え、今年度は本部での「港北元気カレッジ」に加え、茨島店で「茨島元気カレッジ」の2ヶ所開校します!
第1回目の健康づくり講座は、茨島店にて4月15日(月)、当生協本部にて4月22日(月)にそれぞれおこないました。今回は聖霊女子短期大学 准教授 髙山裕子様より「健康寿命をのばす食生活」をご講演いただきました。
講座では、健康寿命(※)をのばすキーワード「減塩・野菜摂取・低栄養予防」について説明がありました。塩分を取り過ぎることにより、血圧が上昇し、それが慢性化することで動脈硬化の原因となります。すると心筋梗塞や脳卒中、腎臓への過度な負担などにつながり、健康寿命を縮めてしまいます。これを予防するためには、野菜の摂取が有効的です。野菜・果物・豆類・イモ類・玄米などにはカリウムが多く含まれています。カリウムには、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出する作用のほかに、血圧をあげるレニンの活性を抑制する作用があります。
ただし、過度な減塩生活を送ることで、食欲がなくなり、低栄養に陥るのは逆効果です。低栄養予防のための食生活のポイントも紹介されました。
質問タイムでは、「漬物はどうやって減塩したら良いか?」(回答:減塩の漬物というよりも、食べる量や回数を減らして美味しく食べる方が満足できると思う)や、「腎臓病の関係でカリウムの摂取が制限されているが、どうしたら良いか?」(回答:野菜は茹でるとカリウムなどが溶け出るので、しっかり茹でて食べると良いと思う)など、たくさんの質問が挙がりました。
(※)健康寿命・・・健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。また、介護を受けたり、寝たきりになったりせず、自立して生活できる期間のこと。
茨島元気カレッジを開講しました!
聖霊女子短期大学 准教授 髙山裕子様によるご講演
参加者みんなで測定機器による各数値のチェック
港北元気カレッジでも髙山様にご講演いただきました
港北元気カレッジ参加者の皆様